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アイテム
アイムーブメントと誤読の研究― 就学前児の絵本の読みを通して ─
https://cur-ren.repo.nii.ac.jp/records/856
https://cur-ren.repo.nii.ac.jp/records/856bdf3722f-ad2c-4547-bf68-c55d2e1811c6
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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010_047_056.pdf (4.3 MB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2018-10-02 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | アイムーブメントと誤読の研究― 就学前児の絵本の読みを通して ─ | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Misreadings and Eye Movements of Japanese Pre-school Readers | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | アイムーブメント | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 誤読 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 幼児 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 絵本 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
加藤, 承彦
× 加藤, 承彦× 加藤, 泰彦× Kato, Tsuguhiko× Kato, Yasuhiko |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本研究はアイムーブメント(眼球移動)のデータと音読のデータとを重ね合わせたデータから,絵本における5歳児 の読みの実態とその本質を明らかにしようとするものである。被験児は保育所の5歳児21名で,全員が親,保育園,塾 から特別な文字指導を受けたことのない子供達である。使用した絵本は,保育所に常備されているが,まだ子供に読ま れていないハッチンス作『おたんじょびおめでとう』(偕成社)である。 まず,音読分析の結果,誤読には主に読みまちがい,読みとばし,読み加え,削除,挿入の5つのタイプがあること がわかった。そこで,事例別に,それらのデータをアイムーブメントのデータと対応させた結果,眼球は1文字1文字 に注視していないのに正確な読みになっていたり,注視をしていても意味が通れば誤読を訂正しなかったり,意味が通 らない時には読み戻って読み直す事例が多くみられた。また,音読の読み詰まりとアイムーブメントの注視との関係に ついては,読み詰まる時,アイムーブメントには読み戻りか,長い注視があり,それによって,子どもは絵や文脈から 意味的な手がかりをつかもうとしていることがわかった。 以上の結論から,“読む”ことは,単に目で見たことを音声化することではなく,子どもが自分で見る情報を選び, それを解釈することによって文意を予測し,語や文のあるカ所でストップしたり,ジャンプしたり,読み戻ったりしな がら意味を理解しようとする行為こそが“読む”ということの本質であることが明らかとなった。 |
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書誌情報 |
中国学園紀要 en : Journal of Chugokugakuen 巻 10, p. 47-56, 発行日 2011-06-16 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 中国学園大学/中国短期大学 | |||||
出版者(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | Chugokugakuen University / Chugoku Junior Cllege | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 1347-9350 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11806598 | |||||
権利 | ||||||
権利情報 | 中国学園大学|中国短期大学 | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | (1) 加藤泰彦 長廣真理子 (2009). Whole Language in Japanese Pre-Schools; Using Whole Language Research Methods. National Council of Teachers of English. Tucson, U.S.A. | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | (2) 三根慎二 他 「眼球から見た子どもの絵本の読み方」 Library and Information Science, No.58 2007年 | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | (3) Goodmann, K. (2007). Scientific realism in studies of reading. NW: Lawrence Erlbaum | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | (4) Ferguson, D., 加藤泰彦 , 長廣真理子 (2010) 「ミスキューとアイムーブメント分析によるひらがなの読みの研究 」 20th Annual Literacy’s For All Summer Institute, Columbia, U.S.A. | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | (5) Rayner, K. (1998). Eye movement in reading and information processing: 20 years of research. Psychological Bulletin, 1124, 372-422. | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | (6) 苧阪直行 編著 「読み―脳の心の情報処理」 朝倉書店 1998 年 | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | (7) 苧阪良二 編著 「眼球運動の実験心理学」 名古屋大学出版会 1993 年 | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | (8) D6-HS-HT Eye-Track Desktop Eye Tracking System by Applied Science Lavatory. | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | (9) Goodman,K.(Ed.), (2011). Reading in Asian Languages:The Process of Making Sense in Chinese, Japanese,and Korean. Routledge, Taylor & Francis Group. | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | (10) Manning, M., Kamii, C., and Kato, T. (2006). DIBELS: Not justifiable. In K. Goodman (Ed.), The truth about DIBELS.(pp. 71-78). Heinemann. | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
日本十進分類法 | ||||||
主題Scheme | NDC | |||||
主題 | 370 |