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アイテム
空間性ワーキングメモリのスパンテストにおける処理効率の影響 -2次元刺激と3次元刺激の比較-
https://doi.org/10.24770/00001139
https://doi.org/10.24770/00001139e615789e-9fc6-4fe9-98c7-4a670d62accd
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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w019_157_162.pdf (1.3 MB)
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Copyright (c) 2020 by Chugokugakuen University and Chugoku Junior College
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2021-11-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 空間性ワーキングメモリのスパンテストにおける処理効率の影響 -2次元刺激と3次元刺激の比較- | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | The Effects of Processing Efficiency on a Span Test of Spatial Working Memory: A Comparison between 2D and 3D Stimuli | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ワーキングメモリ | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 空間性ワーキングメモリ | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | スパンテスト | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 処理効率 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.24770/00001139 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
小阪, 芙由美
× 小阪, 芙由美× 國田, 祥子× Kosaka, Fuyumi× Kunita, Shoko |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ワーキングメモリ容量を測定するスパンテストにおいて,処理効率はスパン得点に影響しないと言われている。しかしBaylissら(2003)や前原(2007)のデータを見ると,処理効率がスパン得点に及ぼす影響を明確に否定することはできない。処理効率がスパン得点に影響を及ぼすなら,ワーキングメモリ研究はこの点を考慮する必要があるのではないだろうか。本研究では,空間性スパンテストにおいて処理効率がスパン得点に及ぼす影響を検討する。 大学生44名を対象に,2次元図形もしくは3次元図形の心的回転課題を処理課題とする空間性スパンテストを行った。その結果,3次元図形を用いた場合のみ,処理課題得点とスパン得点の間に有意な正の相関が見られた。これは,処理速度の影響を除外した偏相関においても同様だった。 以上の結果から,処理課題の難易度によって,処理効率のスパン得点に対する影響は異なることが示唆された。ワーキングメモリ容量の影響について検討する際は,スパンテストで用いられる処理課題について慎重に吟味し,スパン得点への影響について確認しておくことが望ましいのではないだろうか。 |
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書誌情報 |
中国学園紀要 en : Journal of Chugokugakuen 号 19, p. 157-162, 発行日 2020-06-16 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 中国学園大学/中国短期大学 | |||||
出版者(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | Chugokugakuen University / Chugoku Junior College | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 1347-9350 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11806598 | |||||
権利 | ||||||
権利情報 | 中国学園大学/中国短期大学 | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | Baddeley, A. (2007). Working memory, Thought, and Action. 1st ed. Oxford University Press. (バドリー A. 井関龍太・齊藤 智・川﨑惠里子 (訳) (2012).ワーキングメモリ ―思考と行為の心理学的基盤― 誠信書房) | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | Bayliss, D. M., Jarrold, C., Gunn, D. M., & Baddeley, A. D. (2003). The complexities of complex span: Explaining individual differences in working memory in children and adults. Journal of Experimental Psychology: General, 132, 71-92. | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | Ganis, G. & Kievit, R. (2015). A new set of three-dimensional shapes for investigating mental rotation processes: Validation data and stimulus set. Journal of Open Psychology Data, 3: e3. | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | 畠岡 優・中條和光 (2013). 手続き的説明文の読解方略の使用と作動記憶の関係 日本教育工学会論文誌,36,339-350. | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | 前原由喜夫 (2007). 高次認知能力と作動記憶容量の個人差に関する検討 ―言語性および視空間性認知課題を用いて― 京都大学大学院教育学研究科紀要,53,366-378. | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | Maehara, Y. & Saito, S. (2007). The relationship between processing and storage in working memory span: Not two sides of the same coin. Journal of Memory and Language,56,212-228. | |||||
情報源 | ||||||
関連名称 | 渡辺大介・湯澤正通・水口啓吾 (2014) 小学生による算数作問におけるワーキングメモリの役割 発達心理学研究,25,87-94. | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
日本十進分類法 | ||||||
主題Scheme | NDC | |||||
主題 | 371 |