@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000998, author = {小野, 文子 and 廣畑, まゆ美 and Ono, Ayako and Hirohata, Mayumi}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {フランシスコ・ミニョーネ作曲『街角のワルツ第5番』は民族性を反映した優雅でリズミカルな音楽である。ブラジルは1500年にポルトガル人に発見され,移民を主に幅広い文化交流がなされる場所となり,ヨーロッパの文化の影響を受けながら発展した。音楽にもその影響が強く表れており,ブラジルの持つ民族性とヨーロッパからの音楽の形式美が融合し,独特な印象を放っている。しかしラテンアメリカにおける音楽は近代に近い時点で発展していることから,調査文献等は少ない。また経済的にも現在になってようやくBRICSの中の1国として発展していることもあり,調査を蓄積していく印刷技術や保存技術が長けているとも言い難い。現にこの『街角のワルツ』の原典版も原典出版社での保管状況が悪く楽譜に不備が見受けられるとのことである。  この曲を演奏する過程で2冊の楽譜に出会ったが,見比べると,存在するはずのところにペダル記号がなかったり,存在しないはずのところに速度表示があったり,楽譜によって書かれていることが多少違うことに気付いた。この違いは何を元に生まれ,どちらが正しいのか,演奏としてあるべき姿はどちらの方がよいのか。その楽曲を制作した時の作曲家の状況等も含めて調査し,楽譜の監修者による演奏解釈の比較とその効果について考察する。(1)}, pages = {125--130}, title = {楽譜監修者による演奏解釈の比較とその効果についての一考察-フランシスコ・ミニョーネ『街角のワルツ』を題材に-}, volume = {15}, year = {2016} }