@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000984, author = {松井, 圭三 and 今井, 慶宗 and Matsui, Keizo and Imai, Yoshimune}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {短期大学保育学科・総合生活学科学生及び専門学校医療秘書科生徒について,アンケート調査し比較分析した。2種類の学校と保育系・福祉系・医療事務系の免許・資格取得を目指す3学科で学生・生徒に対し新聞についての意識調査の学校種・学科間の比較を行い,その特徴を明らかにした。感想内容の対比を通して,新聞に対するとらえ方と読解力の特徴を明らかにし,福祉教育及び新聞を用いた教育における指導上の課題について考察した。記事の選択については,総合生活学科は高齢者介護や障害者福祉に関するものが多い。障害者の生活実態や音楽療法などより身近な話題に関心をもっている。また,大部分の学生が福祉の記事を選択している。年金制度・外国人介護士など制度・政策に関する記事を選択している者は多くない。いじめなど教育に関するものもあるが,児童福祉・教育・保育に関するものは全体に占める割合が小さい。保育学科は児童福祉・教育・保育が中心であることと相違を示している。医療秘書科は記載内容から内容や概念をつかむことが困難な層が浮かび上がる。医療機関や薬局の窓口でのやり取りを念頭に回答しているものもある。法令や社会福祉や社会保険についての制度面の理解がやや弱い。感想の比較からは,学生・生徒の中には概念把握や読解力に課題がある者も少なくないことが読み取れる。学力が極めて多様化していることを踏まえ,新聞内容の読解の前段階として基礎概念を把握させることにも注力すべきである。}, pages = {17--25}, title = {教育課程における新聞記事活用と文章表現についての一考察-社会福祉教育での学科・学校種間の比較を中心に-}, volume = {15}, year = {2016} }