@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000968, author = {森, 惠 子 and Mori, Keiko}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {食事は毎日毎日繰り返される日常の一こまである。その中で「伝承の味」として,各地域で継続的に作られ,食べられている郷土の料理が存在する。昭和20年代の岡山の食習俗を収載した「岡山県の食習俗―岡山県における食習俗調査報告書―」から昭和20年代に土地,土地の人々が地方特有の食物として食べていた料理や鮨を取り出し,現在の岡山の郷土料理にどのように受け継がれているかを考えた。現在では見られない料理に「蜂の子飯」や「うなぎ茶漬け」,「おけじゃ」,「うちご」等がある。その理由として,食材が入手できない。自分で作らなければ食べていけない時代には時間をかけて作ったが,様々な食べ物の入手ができる今日では作ってまで家庭で食べる必要がない。平成の今日,人々の嗜好に合わなくなった等があげられる。一方,ばらずしやままかり鮨,鯖鮨などは郷土料理として今でも作られている。しかし,今日,郷土料理として挙げられているこれらは家庭で作って食する料理から商業ベースで作る料理として残っているのではないか。家庭で手軽に作ることのでき,今日の調理環境や嗜好に合わせた工夫を加えた新たな郷土料理の出現が待たれる。}, pages = {107--122}, title = {「岡山県の食習俗-岡山県における食習俗調査報告書-」から見た岡山の郷土料理}, volume = {14}, year = {2014} }