@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000964, author = {バーデン, 京子 and Sunami-Burden, Kyoko}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {本研究は,著者が新たに作成した読解の一助となる「チェックリスト」を,リーディング授業に採用し,学習者の読解にどのように機能し,また学習者が読書スピード(語数/分)を計測することにより読書スピードがどの程度向上するかを,仮説に基づいて検証するものである。研究対象者は,中国短期大学英語コミュニケーション学科の選択科目「リーディングB」を履修する1年生9名,全員女子である。学生は,リーディング教材を黙読する前に読解の注意チェックリストで,黙読中に注意すべき事柄を認識し,黙読後にはその事柄に注意を払ったかどうかの確認をする。研究結果から,学生は読書時,授業中また授業外でも,チェックリストに記載された確認項目に注意を払うようになってきたことが明らかになった。興味深いのは,実際の読書スピードは変化なし,もしくは若干遅くなったにもかかわらず,対象者自身はかなり速くなったと感じていることである。これは,学習者の焦点が単にテクストを読むことから読解へと変化してきたのではないかと考えられる。}, pages = {77--86}, title = {リーディング授業における「チェックリスト」の効果的活用 -学習者の読書方略習得と応用について-}, volume = {14}, year = {2015} }