@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000956, author = {松井, 圭三 and 今井, 慶宗 and Matsui, Keizo and Imai, Yoshimune}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {NIEとは,大学・学校など教育機関で新聞を教材として活用することである。これまで,短期大学保育学科における学生の新聞についての意識調査の分析(2012(平成24)年),短期大学保育学科・総合生活学科両学科間の学生の新聞についての意識調査の比較(2013(平成25)年)を実施し,短期大学における学生の新聞についての意識や活用実態について研究してきた。2014(平成26)年は短期大学保育学科・総合生活学科と専門学校医療秘書科2年生の学生・生徒を対象として学科・学校種間の比較を行った。これらは,保育学科1年学生・同総合生活学科2年学生及び専門学校医療秘書科を対象に,授業で実施した学生の提出レポートとその感想文の記述内容,および学期終了後に新聞にどのような意識をもっているか,新聞に対して普段考えていること,また新聞を使っての授業に対する意見をアンケート調査したものを分析したものである。今回は,実質的に4本目の研究となるものである。これまで用いてきた資料をもとに新聞記事に対する感想文を分類・分析したものを加え,短期大学における新聞を活用した授業について文章指導面と福祉教育面からさらに考察を行う。  新聞を読まない・ほとんど読まない短期大学生が少なくない。NIE活動として新聞を使った授業を実践しているが,新聞がまだ学生の身近なものになっていない。学生に新聞を読む習慣・新聞を活用する習慣が身についていないことと,文章表現力・文章指導の関係について分析する。あわせてこれまでも提起してきた課題である,学生が受け身の学習から脱し,新聞に興味をもち,学生自身が主体的に興味のある記事を選択し,学生自ら学ぶ方策についても検討する。本研究で取りあげる科目はすべて社会福祉に関する科目である。文章表現を主とする科目ではない。福祉教育の一環として,学生の文章表現指導・感想文指導をより良いものにし,専門職としてのよりよい実践に結び付けていくためには,授業における新聞実践についてどのように展開を工夫すればよいかという観点から検討し,改善を進めていこうとするものである。}, pages = {9--18}, title = {新聞を活用した文章表現 -記事の選択傾向と感想文を通じて-}, volume = {14}, year = {2015} }