@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000953, author = {太田, 正清 and Ohta, Masakiyo}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {日本では,音楽鑑賞を始める時期は中学校の音楽の時間からが大半であろう。そこで行われている音楽鑑賞は例えば,交響曲の場合,第1楽章の第1主題は…で,第2主題は……だというやり方が多い。果たしてそれだけでよいのだろうか。  鑑賞とは,芸術作品を感受し,味わい理解することである。創作における能動的な美意識に対して受動的美意識とされるが,作品に自己を同化し,その形成過程を追体験し,追想像することであり,その意味で一種の創造的行為ともいえる。つまり,単に主観的享受に留まらず,創作者の能動的美意識を自分のものとして体験する,即ち,創作者の生をみずから生きることであり,それ故芸術作品の鑑賞とは単なる嗜好ではなく鑑賞者の精神生活を深める糧となり得るのである。  本研究では,平成25年度に子ども学科に入学した学生達が,朝比奈隆指揮/大阪フィルハーモニー交響楽団演奏の交響曲第5番 ハ短調「運命」作品67ベートーヴェン作曲をどのように鑑賞したかを2,3で,また,マーカス・ポシュナー指揮/広島交響楽団演奏の同交響曲を比較聴取鑑賞したものを4で,学生達の記述から考察したものである。}, pages = {167--176}, title = {学生の芸術音楽鑑賞の魅力に関する調査・研究(1)}, volume = {13}, year = {2013} }