@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000940, author = {原田, 眞澄 and Harada, Masumi}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {保育士養成における「保育・教育実践演習(幼稚園)」は,保育者となる直前に大学と保育現場をつなぐ目的で展開している。私は「保育所における危機対応」について担当しており,平成25年度に実施した授業では,東日本大震災において園児を無事避難させた保育士の証言(DVD)を教材として使用した。本研究では,より良い授業にすることを目的に,授業終了時に受講により学生が最も強く感じたことを調査した。学生が記述した感想をデータとし,その内容が示す意味ごとにカテゴリー化し分析した。その結果,「災害時はスピード・臨機応変な対応が必要」,「保育士は子どもの命を守る仕事と再確認」,「常に危機対応の方法を確認する構えが必要」・「日頃の訓練が重要」・「本番に備えた訓練こそ重要」というカテゴリーが抽出された。これは授業の到達目標と一致するものであり,実施計画はおおむね肯定できると考えられた。また,「保育士は子どもの命を守る仕事と再確認」というカテゴリーに関しては,他の授業では伝わりにくいものであるのに対し,本授業では多くの学生に伝わったことがわかった。今後は,避難誘導についてはグループワークから演習に変更する必要性も感じたので,改善してより充実した授業につなげていきたいと考える。}, pages = {55--60}, title = {「保育所における危機対応」に関する授業の考察 - 保育学生の感想の分析 -}, volume = {13}, year = {2014} }