@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000934, author = {寺山, 節子 and 大石, 廣 and Terayama, Sestuko and Ooishi, Hiroshi}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {医師不足・偏在への対応,病院勤務医の業務内容の負担増の影響を受けて,看護への期待が医療面への拡大に向かっている。重ねて,その影響を受け,国立病院機構病院に勤務する療養介助員の業務内容が,看護の領域にシフトしている。  本研究におけるアンケート調査の結果を見ると,現在の仕事内容が介護の専門性だと思い働いている療養介助員は,わずか18%であった。さらに,保有資格の差異により療養介助員間でも不満の声を聞いた。  病院では,協働するケアチームのメンバー(専門家)が,同じ場所にいて集まりやすく,患者の状態の改善や悪化防止がトータルな情報下で理想的にサポートできる。しかし,それぞれの専門分野の充実への適正評価は低い。   患者に良質な医療(技術)・(生活)介護を継続的に提供していくためには,医学モデル注1 から生活モデル注2 への転換が早急に望まれる。さらに,介護学では,日々展開される患者の日常生活の現実を重視することが実行されなければ患者の主体性は尊重できないという考え方である。すなわち,この場面において専門性を発揮できる職の領域が「介護」である。病院という場所だから介護の専門性が発揮できないのではなく,発揮できる最も近い場所に療養介助員たちはいるのである。}, pages = {7--16}, title = {国立病院機構病院における療養介助員の専門性についての一考察 - 中四国8病院のアンケート調査から -}, volume = {13}, year = {2014} }