@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000915, author = {松井, 圭三 and 今井, 慶宗 and Matsui, Keizou and Imai, Yoshimune}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {自民党は老人保健制度が行き詰まっていた現実を直視し,新しい制度をつくる必要性を訴えてきた。しかし,実現した後期高齢者医療制度は強い批判を受け,政策転換を迫られた。自民党は公明党に比し,高齢者医療政策に関する独自色が薄く,厚生労働省の提示したプランをそのまま承認している。また,自民党は,同制度施行前に運用改善策についての意見が少なかった。法施行直後,党内では制度改正要求が強く出ていたが,政府首脳や党執行部内では改正を阻む論調も強かった。野党の具体的追及により,急遽,改善策を次々と打ち出した。改善策も財政面での裏付けが弱く,先送りされていることも少なくない。負担軽減策も公明党と比べて小規模かつ小出しである。負担軽減策の立案では公明党が主導権を握っている。改正の方向性として舛添私案に沿った動きがみられる。}, pages = {49--60}, title = {医療保険政策の一考察 ― 自由民主党の高齢者医療政策 ―}, volume = {12}, year = {2013} }