@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000895, author = {森, 惠子 and 橋本, 規子 and Mori, Keiko and Hashimoto, Noriko}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {日本人の食生活は,昭和20年の終戦を契機に大きく変化してきたが,この栄養・食生活の大変革に栄養指導車による栄養教育が大きな役割を果たした。栄養指導車はキッチンカーの愛称で親しまれ,昭和30年代には爆発的な人気を博し,会場には婦人を中心にしてお年寄りから子どもまで押しかけてきて黒山の人だかりができた。栄養指導車が住民に歓迎された理由として1,車の機動性を生かし,住民の生活の場に出向いた。2,料理や健康に関する新しい情報を得ることが出来た。3,身近な材料を使った目新しい料理を知ることが出来た。4,栄養指導車が便利で美しい台所の見本となった。5,栄養委員が喜びを持って率先して活動に取り組んだ。ことなどが挙げられる。  栄養指導車を活用した地区組織活動は,住民自らが栄養委員というボランティアとして,住民に身近な場所で,住民のニーズに応えて,手軽で簡単な方法でかつ楽しい活動を展開した。そして,気楽に無理なく参加した人々はそこで得た知識を生活の中で実践し,食習慣を変えていった。  栄養・食生活支援の効果をあげるためには,栄養指導車の手法をいかして多様な課題を抱える人が,その課題に応じて,身近で無理なく,継続して楽しく,簡単にサービスの提供を受けることの出来る仕組み作りを考えていくことが必要である。}, pages = {107--116}, title = {岡山県における栄養指導車(キッチンカー)の足跡}, volume = {11}, year = {2012} }