@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000879, author = {北島, 葉子 and 高尾, 奈津子 and 多田, 幹郎 and Kitajima, Yoko and Takao, Natsuko and Tada, Mikiro}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {食品照射の規制緩和のためには,実用的な照射履歴の検知法の確立が必要である。また,わが国では製品の品質を犠牲にして過熱殺菌を行っているのが現状であり,品質の劣化がない非加熱殺菌法である放射線照射による衛生化が国際的に主流になりつつある今,日本での実用化に向けて,放射線照射による殺菌効果を検証する必要がある。そこで,既存添加物調製原材料を用いて,放射線殺菌処理の有無をPSL法で調べると共に,生菌数測定法を用いて微生物汚染の有無を調べた。また,全ての試料に線量の異なるガンマー線を照射して,既存添加物調製原材料に対するPSL測定法の適用の可否を調べると共に,残存微生物の培養実験によって放射線殺菌効果を検証した。その結果,鉱物質が付着していない照射食品は,放射線殺菌処理の有無をPSL測定法で検知することができないことが確認され,また,食中毒原因菌および食品の悪変微生物の殺滅には,5kGy以上の放射線照射が必要であることが明らかとなり,5kGy以上の線量による放射線照射は殺菌効果があると結論づけられた。}, pages = {251--255}, title = {“光励起ルミネッセンス(PSL)測定法”による既存添加物調製原材料の放射線照射履歴の検知と殺菌効果}, volume = {10}, year = {2011} }