@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000854, author = {平光, 睦子 and Hiramitsu, Chikako}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {本稿では,19世紀英国の装飾芸術家,ウィリアム・モリスの色彩について,インディゴ抜染技法を用いたテキスタイ ルの捺染向けパターン・デザインから考察する。モリスは,とくに1880年代に集中的にインディゴ抜染を用いたデザイ ンを制作した。このことを彼のパターン・デザインへの取り組みにおけるひとつの展開としてみると,モリスのインディ ゴ抜染のデザインは素材と色へと接近するための試みと捉えることができる。モリスの染色において,すべての色彩は, 青,赤,黄,茶の四色の染料からえられる。なかでも,インディゴによる青はルネサンス期の染色を規範としたもので, 色の堅牢性という価値観を超え,色褪せてなお残る美しさという価値観によるものだった。}, pages = {29--35}, title = {ウィリアム・モリスの色彩― インディゴ抜染のためのパターン・デザインから ―}, volume = {10}, year = {2011} }