@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000852, author = {川﨑, 真弥 and 堤, 千代子 and 森, 惠子 and Kawasaki, Maya and Tsutsumi, Chiyoko}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {子どもの食を取り巻く環境は大きく変化しており,食事のあり方は体のみならず心の健康への影響も指摘され,食育 が注目されている。本研究では,絵本の読み聞かせか手作り資料等のいずれかと簡単なクッキングを組み合わせた食 育を実施し,食育の指導媒体としての絵本の有用性を検討した。なお,クッキングでは絵本や資料の内容に関連した簡 単なおやつを作った。対象は,R学童保育の1~4年生の33名とM学童保育の1~3年生の35名とし,2009年6月から 2010年2月まで11月を除く毎月1回,学童保育のクラブハウスを会場に食育を実施した。保護者のアンケート調査結果 から,絵本の読み聞かせによる食育では69.6%が,手作り資料等による食育では70.0%が家庭で食育の内容を家族と話題にしており,手作り資料等による食育と同様に絵本の読み聞かせによる食育も,児童の食への関心が高まっているこ とが伺えた。また,絵本の読み聞かせでは,児童は集中して話を聞いてくれたが,手作り媒体では,媒体に興味をもち, 聞いてくれる児童も大勢いたが,最後まで話を聞いてくれない児童もおり,思うように話が進まないことがあった。こ のことから,絵本は食育の導入として媒体より効果があると思われる。  今回どちらの方法も児童の食への関心を高められたと考えるが,今回の取り組みの効果は,クッキングがより一層, 児童の食に関する興味を高めたとも考えられる。今後,クッキングを組み合わせない方法で絵本の食育への効果を検討 していく必要がある。}, pages = {9--17}, title = {絵本を使った食育の効果}, volume = {10}, year = {2011} }