@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000842, author = {小野, 順子 and Ono, Junko}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {日本における就学前教育は,保育所と幼稚園に二元化されている。「子どもの最善の利益」を優先するためには,幼稚園と保育所の一体化・一元化が必要と考える。そこで,そのモデルとして,教育先進国のベルギーの保育制度や年齢別の保育内容,保育サービスの実態を紹介する。  ベルギーでは義務教育は6歳からであるが,2歳半から通学可能な幼児保育園は就学前教育を担っている施設として位置づけられている。つまり,希望する全ての子どもが通学することが可能である。そのため,家庭の保育事情に対応して通常の保育時間だけでなく朝・昼・夕の保育サービスがある。日本の幼稚園と保育所を合わせた施設であるといえよう。その保育カリキュラムや保育内容は就学を意識しているが,フレネー教育の影響が強いため一斉授業を前提としていない。小学校の学習内容は自主性・協調性・社会性を培うことを目的としているため,就学前の保育も自己表現・コミュニケーション・社会性がキーワードである。}, pages = {81--91}, title = {幼保一元化に関する考察(Ⅱ) ~ ベルギーの保育事情を通して ~}, volume = {9}, year = {2010} }