@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000832, author = {山本, 由理 and 三宅, 敦子 and 森, 惠子 and Yamamoto, Yuri and Miyake, Atuko and Mori, Keiko}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {近年の社会環境の変化とともに児童・生徒の生活習慣,食習慣も変化しており,朝食の欠食や偏った食品の摂取など様々な問題が提起されている。児童・生徒の規則正しい生活習慣,食習慣の獲得のため,岡山県I市では「朝ご飯食べよう運動」が開始されている。そこで,朝食摂取を取り巻く生活要因を探り,この活動をさらに効果的に実施するため,2004年から2008年の5年間,市内の小学4年生,中学1年生,高校1年生,延3,785名を対象に毎年1回,朝食摂取状況と生活習慣に関するアンケート調査を行い,小・中・高校生を週5日以上朝食を食べる「朝食を食べる」群と朝食摂取が週4日以下の「朝食を食べない」群に分けて,朝食摂取状況と生活習慣の関連について統計学的検討を行った。「朝食を食べる」群では,バランスのとれた朝食内容で共食をし,朝食を楽しいと感じている傾向にあった。また,元気と自覚している者の割合が高く,良い生活リズム,生活習慣である傾向が窺えた。また,朝食摂取状況と就寝,起床時刻,情報機器の使用時間との関連では,どの学年でも「朝食を食べない」群で就寝時刻が有意に遅くなり,テレビ・ビデオの視聴時間が有意に長かった。今回の調査から,朝食摂取は,生活リズム,生活習慣を反映する指標となると思われた。「朝ごはん食べよう運動」では,朝食摂取だけでなく生活習慣,生活リズム,また児童・生徒の保護者を視野に入れた活動を推進していく必要性があることが示唆された。}, pages = {1--8}, title = {児童・生徒の朝食摂取状況と生活習慣の関連について}, volume = {9}, year = {2010} }