@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00000742, author = {斉藤, 真奈美 and Saitou, Manami}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {オランダにおいて最も偉大な画家のひとりであるレンブラントは,生涯にわたって非常に多くの自画像を残している。それらを詳細に検討してゆくと,青年期, 壮年期,そして晩年と,単に外見だけではない,彼の内面的な変化を見て取ることができる。本論文では,ユング心理学を応用し,レンブラントがフランドルの巨匠,ルーベンスを彼の「影」とし,みずからの「ペルソナ」と格闘した前半生,それらを自らに統合してゆくものとしての後半生を考察する。殊に後半生については,彼の人生がまさしく「共時性」によって後の作品へと導かれるような展開を見せていることを論じる。また,晩年の『笑う自画像』を中心とした作品についても,「老賢者」,「老愚者」といったタームを援用しながら考えてゆく。}, pages = {29--37}, title = {レンブラントの自画像 : ユング心理学からのアプローチ}, volume = {5}, year = {2006} }