@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:02000013, author = {佐々木 公之 and 大田 住吉 and 桃原 司 and 後藤 大輔 and 梶西 将司}, issue = {22}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {子どもにとって,6〜12歳の時期(ゴールデンエイジ期)は神経系の発達がほぼ完成に近づく時期であるが,実はこの年齢に到達する「前の年齢期」(プレゴールデンエイジ期,1歳半〜5歳)に,いかに子どもの自主性,積極性,協調性を育成・支援できるかが,その後の運動能力を左右する大きな分岐点となる。しかしながら,このプレゴールデンエイジ期において,どのような運動学習が有効であるかについては,従来の先行研究では十分明らかにされてこなかった。  本研究は,プレゴールデンエイジ期にフォーカスし,「キンダートーネン(ドイツ式子ども体操)運動学習」による効果について,科学的な測定・検証を目的とする。具体的には,キンダートーネン運動教室を企画・運営する民間企業と連携・協力し,2つの運動教室(岡山市・広島市)の通学児(3~6歳)に対し,基礎運動能力テスト(25m走,立ち幅跳び,ボール投げ)および運動スキル測定(逆上がり,足抜き)を実施した。  その結果,キンダートーネン運動学習教室に通っている子どもは,①外遊びの時間が増えるなど生活習慣が改善された,②一定期間以上通う子どもに全国平均値を上回る有意差が見られた,③4~5歳児において運動スキルと運動能力(走・跳・投)の間に有意な相関関係が確認されたなど,科学的かつ有効な検証結果が得られた。}, pages = {99--105}, title = {体力測定によるドイツ式子ども運動学習効果の科学的検証}, year = {2023} }