@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00001191, author = {名定, 慎也 and Nasada, Shinya}, issue = {21}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {現代社会は,高齢化,核家族化,高齢夫婦世帯の増加等によって家庭での老老介護が増えている。また,疾病や認知症をもつ高齢者の増加により,施設だけでなく,在宅で求められる介護も高度化・複雑化している。家庭での主な介護者は,要介護者等との「同居」が最も多く,主な介護者の性別は,男性が35.0%である。これまで「家事」や「介護」に携わったことがない男性が,急に介護を担うことになると,困惑したり,疲弊したりし,虐待に至るケースも少なくない。本研究では,増加する男性介護者の一助となることを目的として実施した「さんかく岡山」での「男の介護講座」参加者に対するアンケート及びインタビュー調査より,男性の介護参加に対する意識について考察した。結果,男性の家事参加に関する意識は向上してきたが,「介護参加」にはまだまだ,「なじみが薄く」必要に迫られないと「介護に興味関心をもったり,介護講座に参加しようと思ったりしない」傾向にあることがわかった。しかし,介護に直面している男性は,介護講座の参加によって,「今困っていることに対して答えが聞けたり,介護負担の軽減のための福祉用具などを知る」良い機会となる。未だ家事や介護は女性の方が得意とか,女性の役割という性別的役割意識も残っているが,男性も介護に直面する可能性は高い。そのため,「介護に対する備え」が必要であり,男性の介護参加の促進という意識改革を進める必要が示されたといえる。}, pages = {113--122}, title = {男性の介護参加に対する意識 -「男の介護講座」参加者に対するアンケート調査より-}, year = {2022}, yomi = {ナサダ, シンヤ} }