@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00001158, author = {國田, 祥子 and 西, 菜見子 and Kunita, Shoko and Nishi, Namiko}, issue = {20}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {Miller and Smith(1985)は,音読には個々の単語に強制的に注意を向けさせる機能があると述べている。高橋(2007)や國田・中條(2011)は,音読の注意配分機能について成人を対象に検討を行い,注意資源が制限された状況で,この機能は有効に働いたと報告した。本研究は,各学年2クラス計406名の小学生を対象に,音読の注意配分機能の発達的変化を検討した。一方のクラスを音読群,残りを黙読群とし,物語文と無意味綴りの仮名ひろいテスト(今村,2000)を行った。その結果,無意味綴りにおいて音読群の方が黙読群より成績が良くなっていた。また音読群と黙読群のいずれも,高学年では無意味綴りの方が物語文より成績が良かったが,低学年では差が見られなかった。このことから,注意資源の少ない小学生で注意配分機能が有効に働くこと,学年が上がるにつれてトップダウン過程の干渉が見られるようになることが示唆された。}, pages = {151--158}, title = {読みにおける文字への注意配分の発達的変化}, year = {2021}, yomi = {クニタ, ショウコ and ニシ, ナミコ} }