@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00001141, author = {小野, 文子 and Ono, Ayako}, issue = {19}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {明治以降における西洋化の影響と,これに沿って取り組まれた,西洋的な歌を作るという国の方針が相まって,この時代から多数の歌曲や唱歌が誕生してきた。しかし西洋音楽を取り入れる中で,日本語のイントネーションと西洋音楽の旋律をどのように結びつけるかが課題であったと思われる。日本人によって作られた歌曲や唱歌の作品は西洋音楽の模倣から始まり,日本語の特性と伝統的な感覚の表出を求め,今日まで幾多の経験を経て変化・発展を遂げてきた。生涯にわたって,日本の西洋音楽の分野で初めて本格的な活動を行った作曲家であり,大正から昭和の時代にかけ,日本における西洋音楽の基礎作るうえで,創作と演奏の両面にわたって大変大きな貢献をし,日本の音楽界の指導的役割を果たし続けた山田耕筰の作品を取り上げ,彼の歌曲が,言葉のアクセントを生かし,日本語が自然に美しく歌われるように工夫されていることを考察する。}, pages = {97--103}, title = {歌曲・童謡における楽曲の表現法について -山田耕筰の作品から-}, year = {2020}, yomi = {オノ, アヤコ} }