@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00001131, author = {山本, 房子 and Yamamoto, Fusako}, issue = {20}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {幼稚園での教育及び保育は,幼稚園令(1926)において「家庭教育ヲ補フ」ことが目的として挙げられて以来,家庭教育や子育て支援との関連の中でその必要性が考えられてきた。本研究は,幼稚園令以降の昭和初期における幼稚園と家庭との関係について,当時の幼稚園が「家庭教育を補フ」という目的をどのように果たそうとしたのか,園からの家庭通知(配布物)をもとに明らかにしようとしたものである。結論として,以下の2点を導き出した。①園での教育は家庭の延長であるという認識のもと,幼児の実態や家庭環境についての調査を実施したうえで,家庭との関係性を築こうとしていた。調査項目から,保護者が家庭での教育や躾を振り返ったり意識したりするものもあった。②当時の保育者も,家庭通知(配布物)を通して,幼稚園教育の目的や園の方針について家庭に情報を伝えているとともに,家庭からの意見や要望も取り入れようと模索していた。それは,幼児を家庭と共に育てていこうとする姿勢のあらわれでもあり,現代の家庭との連携の在り方につながるものでもある。}, pages = {9--17}, title = {昭和初期の幼稚園における家庭通知の実際}, year = {2021}, yomi = {ヤマモト, フサコ} }