@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00001090, author = {名定, 慎也 and Nasada, Shinya}, issue = {18}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {本研究では,介護福祉士養成カリキュラムの介護福祉実習における,介護職員の実習生に対する意識の構造について調査した。調査は平成30年度実施の実習指導者講習会に参加した,介護に携わる職員から収集した自由記述アンケートの回答内容をKH Coderを用いたテキストマイニング分析し,介護職員の実習生に対する意識の構造を明らかにした。実習指導で困っていることは,「実習指導の方法」「実習指導者の思い(受入れ態勢での葛藤など)」「学生の行動」「現場と学校のギャップ」「学生との意思疎通」の5つが挙げられた。そして,介護職員が求める学生像には,「社会性」「実習意志」「実習態度」「人間性」の4つが挙げられた。総体的に「社会性を備え,実習意志が明確で,高齢者に寄り添える人間性を持ち,真剣に真面目な態度で実習に取り組める」者であることが見えてきた。したがって,現状の困ってい ることを解消することで,介護職員が求める実習生を育成することができると考えられた。分析で明らかにした,介護職員が求める学生像は,厚生労働省が定めた介護福祉士養成カリキュラム「資格取得時の到達目標」に照らし合わせると介護福祉士のベースとなるものと相対していることも示唆された。}, pages = {37--46}, title = {介護職員の実習生に対する意識の構造 -アンケート調査の自由記述分析をもとに-}, year = {2019}, yomi = {ナサダ, シンヤ} }