@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00001086, author = {小野, 順子 and Ono, Junko}, issue = {18}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {本研究は,岡山県の教育を牽引してきた教育者である秋山和夫の業績に学ぶために,彼が生きた時代の教育の課題と彼が残した幼児教育論を重ね合わすことで,現在の岡山県の教育について秋山和夫の幼児教育論について論じたものである。このことにより,教育県岡山の復活のための具体策を著すことができると考えた。秋山和夫の業績は幼児教育全般に渡るが,本稿では「幼小関連」を取り上げ研究した。その理由は,一つは現在の幼児教育の大きな課題であること,そして,もう一つは小学校教諭の経験があり,幼小連携に関する著書を継続して執筆していることである。  研究の結果,生活科を軸とする小学校教育の指導観は幼稚園教育によっていること,そのことで幼稚園と小学校との一貫性が確立できるという秋山の幼小関連論は現在の指針・要領で述べられている「小学校との接続」の柱であることを説明することができた。  また,小学校との接続に関して現在の方向性をもつようになったのは,幼稚園教育の活動形態は幼稚園以降の教育にも有効であることを繰り返し述べ,そのことが小学校への円滑な接続に関する論を世論に浸透させることになった結論を得ることができた。}, pages = {1--9}, title = {秋山和夫における幼児教育論(1) -生活科の幼小関連における重要性について-}, year = {2019}, yomi = {オノ, ジュンコ} }