@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00001065, author = {平松, 美由紀 and Hiramatsu, Miyuki}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {文部科学省は,1964年以来,「体力・運動能力調査」を実施し,国民の体力・運動能力の現状を明らかにし,体育・スポーツ活動の指導・助言を広く行ってきた。しかし,1985年頃から子どもの体力・運動能力は低下の一途をたどっている。体力低下の要因として,子どもを取り巻く環境の変化が指摘されつつある現在,就学前の幼児期の体力向上,学校での体力づくりへの取り組みは重要視されている。体力低下は小学生だけの問題ではない。幼児期に体力が向上すれば児童期に入っても効果は継続されると示唆されている。  そこで本研究では,保育実践の中で2回の態度測定行い,保育内容に関しての態度測定の推移から幼児の身体を使った遊びの愛好的態度の変容を明らかにすることを目的とした。この目的を達成するために次のような手順を踏んだ。まず,特別な運動指導を行っていない岡山県の公立の2園を対象に,梅野・辻野らによる児童以上を対象にした体育科の授業に対する愛好的態度尺度の1年生用を幼児にわかる質問項目に置き変えアンケート調査を行った。態度測定の態度スコアからは,対象の園どちらとも,態度スコアが低いレベルから,普通レベル又は高いレベルへと向上したこと,また,変化の割合から保育内容が成功したことが認められた。特に,「運動のそう快さ」「主体的活動」において,強い上昇傾向がみられたため,体を動かすことへの捉え方が変わったのではないかと推察できた。}, pages = {127--133}, title = {幼児期の身体をはぐくむ実践とは -体育に関する愛好的態度測定の試行-}, volume = {17}, year = {2018}, yomi = {ヒラマツ, ミユキ} }