@article{oai:cur-ren.repo.nii.ac.jp:00001023, author = {平松, 美由紀 and Hiramatsu, Miyuki}, journal = {中国学園紀要, Journal of Chugokugakuen}, month = {Jun}, note = {本研究は,保育者が子どもと毎日を過ごす中で子ども理解についてどのような視点で見ているかついて検討することを目的とする。すなわち,保育者が日々の保育実践の中で,子どもの発達をどのように看取り,援助しているか,子どもの姿を看取る視点について検討することを目的とした。研究方法として岡山県内A市・S市・O市に勤務する幼稚園教諭(担任)6名を対象に,半構造化インタビュー調査を行い,そのインタビュー内容を逐語記録にし,文脈から子ども理解につながる内容をナラティブ分析を行った。その結果,次の2点について明らかとなった。まず,1点目は,保育者は子どもの園生活の流れにそって,1日のうち一人一人の子どもに1回はどこかの場面で,直接援助や間接援助を行う努力をしていることである。2点目は,保育経験を重ねる中で,自分の保育実践を振り返ることに努めていることである。今日,昨日はもちろんであるが,1ヶ月前はどうだったかなどと詳細に子どもの様子を自身の記録をもとに,振り返りさらに,その振り返りの中で浮き彫りになった子ども理解についての課題を次の保育の中で探るという思考プロセスを辿っている。このことは,何より子どもの理解を深めていくことにつながると思われる。}, pages = {169--176}, title = {保育者に求められる子ども理解の視点について}, volume = {16}, year = {2017} }